6月入会の方には人気の絵本『くすのきだんちのあめのひ』をプレゼントします。これから迎える梅雨の季節にぴったりです。
どんぐりひろばでは、『とにかく読解力があるので助かっています。』と中学生、高校生になった教室卒業生の保護者の方からよく言われます。
幼児期にたくさん本を読んだり、カルタ遊びをするどんぐりひろばの成果の一つですね。
だけど、後から取ってつけることはなかなか難しい力です。これは、私が大学受験予備校で国語を担当したときにも実感していましたので、本当に幼児期を逃してほしくないです。
受験勉強のためというより、心育てになるので、時間のたっぷりある幼児期に絵本を楽しんでほしいですね。
親子で、お友達と、先生と、といろんな場面で一つの本を深く読み、交流する『スローリーディング』も、よそではなかなかない、どんぐりひろばの特徴です。
学校でテストにより、答えさせられるようななる前に、たくさん感じ、面白さに気づき、自分の好きなところや、嫌いなところも思い思いに表現できること、これ大事。つぶやきでもいいし、絵に描いてもいいし、好きなフレーズを覚えて成り切りでもいいし。そして、それを大好きな人と共有し、認め合えたら、…ね、大人だって楽しいだろうと思うわけだから、子どもは、最高のニコニコ笑顔を見せてくれますよ。
そして、○○みたいに、〜したい!とか、△△ごっこしよう!とか、その楽しみをさらに発展させていきます。
エデュカルではキッチンもあるので、例えば、「ぐりとぐらみたいにカステラ作りたーい!」も叶うし、
「くすのきだんちに仲間がいるか見にいきたーい!」となれば、まずは、クスノキを見つけに外に出ていき、「太いねー」と言いながら、みんなで手をつないで、子ども何人分の太さだねー、とか、絵本そっくりの形のドアみたいなところがホントにあるねーとか、想定外の出来事もまるごと体験として楽しんだり。
これらは、単に楽しいだけでなく、実は、「想像する力」や、言葉を通して頭の中だけで、「イメージをする力」を育んで行くための活動となります。
登場人物をペープサートや指人形にする。そんな遊びもしています。これにより、自由に語らうごっこ遊びができますが、“誰が何を言った”という遊びをたっぷりやると、「 」(かぎかっこ)の言葉は誰?などという読み取りもスムーズにできる子になります。コミュニケーション力も高まりますよ。